傷・薬品に強いセラミックを使ったフロアコーティングとは

近年、人気を徐々に集めているという、セラミックコーティングをご存知でしょうか。耐久性が高く、傷や凹みに強く、さらに変色の原因ともなる紫外線にも強いと評判のコーティング法なのです。この手法は最先端で長所ばかりのコーティングかと思われがちですが、短所も存在します。気になるセラミックコーティングの情報をまとめてみました。

セラミックコーティングの長所

様々な種類があるフロアコーティング。それぞれに特徴があり、良い面も悪い面も存在します。コーティングをする際には床材との相性や家族構成、ペットを飼っているか、日当たりや湿度などの条件を踏まえた上で、どのコーティング方法にするかよく考えなくてはいけません。そんな中、近年セラミックコーティングという新たなコーティング方法が注目を浴び、その認知度が徐々に高まっていると言われています。

そもそもセラミックとは、無機物を加熱処理して作られた焼結体を意味し、その特性は金属よりも軽く、硬度の高い、耐熱性にも優れたものです。このセラミックをフロアコーティングとして利用したのがセラミックコーティングであり、無機化合物のセラミック塗膜剤をコーティング剤として用いた非常に安全性の高いコーティング方法なのです。このセラミックコーティングが特に注目されている理由は、高硬度と耐熱性、そして安全性。無機化合物で形成されるセラミックのコーティング剤であれば、化学反応も少なく、UVコーティングなどに見られる特殊な照射もせずに自然乾燥で硬化をします。傷も付きにくい為、小さな子どもやペットのいる家庭であっても心配要りません。環境にも配慮されたコーティング方法である事からも、高い評価を受けています。

更に、セラミックコーティングは紫外線に強いという特徴を備えています。紫外線を受ける事でフローリングの寿命は大幅に減退してしまいます。変色を起こして、張り替えに至ってしまう事もしばしば。しかしセラミックコーティングを施工すれば、フローリングを紫外線から防ぐ事も可能。更に、仕上がり具合も他のコーティング方法と比べてより不自然な光沢が少なくなり、光を抑え、マットで落ち着いた雰囲気に仕上げられます。今後ますますセラミックコーティングが注目を浴びていきそうです。

セラミックコーティングの短所

近年注目を集めているセラミックコーティング。紫外線に強く、傷や凹みにも強い高い耐久性を保持し、安全なコーティング法として、今後ますます需要性が伸びていくと想像されます。

しかし一方で、セラミックコーティングにもいくつか短所が存在します。まず光沢や艶があまり出ない事。フロアコーティングはワックスと同じく、艶出しの効果も得られます。まるでフローリング材をはり替えたのかと思うばかりの艶を出す事も可能であり、艶出しがフロアコーティングの醍醐味とも言えます。予め艶があまり目立たないという事実を知っていれば何も問題ないのですが、もしも知らずに施工をしてしまえば、施工後の部屋の雰囲気は、イメージと大きく異なってしまう危険性があります。必ず事前にサンプルを見せて貰った上で判断するようにして下さい。

また、セラミックコーティングは近年ようやく需要性が伸び始めたばかりのコーティング方法です。よって、取り扱い業者が少ない事と、施工したくても施工業者の数がまだ少ないのが現状です。取り扱い業者が少なければ、その分比較できる事例も少なく、耐久性などの長期に渡るデータに曖昧な点があるのも否定出来ません。更に料金が少々割高に設定されている事も、大きな短所と言えるでしょう。こうしたデメリット面を予め知っておくだけで、施工後のトラブルを未然に防ぐ事が可能となります。フロアコーティング工事は決して安価な工事ではない上、市販のワックス掛けのような簡単な工事でもありません。最長数十年という長期スパンでフローロングを保護し、部屋の雰囲気を左右する大きな工事なのです。また、一度失敗したからと言ってすぐにはり換えられるものでもありません。長所がある分、必ず短所があるという事実を意識しましょう。

取り扱い業者は少ないが、今後期待はできる

セラミックコーティングの需要数が近年急成長を遂げていますが、それでもまだまだ認知度が低く、取り扱っている業者も非常に少ないのが現状です。取り扱い業者が少なければ他コーティングとの比較も進まず、比較データが少なければ確実な情報が得られません。参考となる資料が少なければ、施工しようにも、気が進まないという方も多いかと思われます。

しかし、セラミックコーティングが持つ耐薬性、耐熱性などの特徴は、フロアコーティングをするにおいて、今後増々重要視されていくと予想されます。住環境の在り方も多様化し、求められるライフスタイルも多様化した昨今。より安全、安心且つ、住み心地の良さが求められる時代となりました。それに伴い、化学塗膜剤を使用するようなフロアコーティングよりも、人体に無害である無機化合物のセラミックコーティングが重宝されていく事は必至です。フローリングを舐める可能性のあるペットを飼っていたり、小さな子どもやお年寄りといった、体の弱い人がいる住環境には最適のコーティングとも言えます。更にセラミック塗膜は硬度が高い為、ひっかき傷や凹みに強いという特徴があります。ペットを飼う家庭が増えている昨今を鑑みると、セラミックコーティングの需要が増えていく事は自ずと予測出来ます。

また、部屋を開放的にしたければしたい程、窓から入る紫外線は気になるもの。フローリングは日光に当たるだけで変色の原因となってしまいます。不自然な光沢ばかりが目立つような化学塗膜剤を塗布し、部屋の雰囲気を落ち着かないものにしてしまうよりも、自然な質感やマットに仕上がるセラミックコーティングの方が、多くの住環境にとって最適なコーティング法であると考えられます。

まとめ

セラミックコーティングはまだまだ認知度が低いコーティングです。その安全性と耐久性、耐用年数は、他のコーティング方法と比較しても非常に高いと言われていますが、未だ詳細な実施データが足りていない分、施工する人も取り扱い業者も少ないのが現状です。しかし今後、セラミックコーティングの需要は増々伸びていくと予想されています。現況でフロアコーティングの施工を考えている人は、是非セラミックコーティングも念頭に入れて考慮してみて下さい。

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