フローリングについた傷をうまく隠す方法はある?

気をつけていても気づいたらフローリングに傷がついていたということは、誰にでも経験があるでしょう。不意に物を落としたり、ペットや子どものいたずらによって削れてしまう場合もあります。

家族が多い場合は、フローリングに対する愛着や注意レベルに温度差があり、図らずも自分一人だけが神経質になっていて、空しい気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

できればそんなストレスを抱えながらの生活より、少しくらいは愛する家族と過ごした時間や思い出の形だと割り切る気持ちを持ちたいですね。ここではできてしまった傷を補修する方法等を紹介しています。もし目に余る場合には実践してみて下さい。

フローリングに傷ができる理由は?

フローリングを全く傷つけないように生活することは難しいものです。特に家族の集まるリビングやキッチンなどは、様々な生活雑貨や家具などがあり、急いでいて物を落としたりペットの爪跡、子どもがこぼす水分など不可抗力の場合も多くあります。生活する上で全ての傷を避けることは難しくても、無意識にしている行動で傷をつけることはなるべく避けたいものです。どんな行動が原因になりうるのかを意識して生活する必要があります。

まず原因として第一に考えられるのは、物を落とした場合です。ハサミのように鋭利なもの、ガラス製品や缶詰のように重いものは、低い位置から落としても凹んで穴が開いてしまいます。そしてプラスチック製品のようにさほど重量の無いと思われるものでも、立っている人の手から滑り落ちたり、テーブルから落ちたりすればフローリングにへこみができます。また特に小さいお子さんのいる家庭では、走り回ったり転んだりした際におもちゃを落としたりぶつかったりすることも日常茶飯事でしょう。

次にリビングなどで多くみられるのはイスをひいたりテーブルを移動させた際にできるものです。引きずって移動していなくても、毎日同じ場所を移動させる為どうしてもいたみやすいものです。

そして意外なのは掃除機です。掃除機をかけている内に、掃除機のヘッド自体があたることがありますがそれ以外にも、ヘッドについたゴミやちりが摩擦によって傷をつけてしまっていることもあります。

他にも床に落ちている小さな部品やおもちゃなどを誤って踏んだり、室内で飼っているペットの爪、模様替えの際にできる傷、喫煙者がいる場合にはタバコの灰や火を落として傷になってしまうなど、挙げればキリがない程、日常には衝撃となるものが溢れているということです。

たとえ小さな衝撃でも毎日となると、同じ部分ばかりが劣化することを常に意識して生活することで、傷や劣化のスピードを遅らせることができます。

傷を補修する方法と手順

気付いたときにはできてしまっているフローリングの傷ですが、日々の生活に追われてメンテナンスやケアを後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。大きさや深さなどに限らず、傷を発見した時はがっかりしますよね。小さなものであれば自分で何とか補修できる気もしますが、深いものやえぐれたような穴は自分できれいに直すのはハードルが高そうです。

でもホームセンターなどで手軽に入手できる道具と家にあるもので、ある程度はうまく隠すことができます。いくつか方法を紹介しますので、業者に修繕を依頼する前に、自分でできそうなものから少しずつ試してみるのも良いでしょう。

まず比較的浅い軽度の場合は、ホームセンターなどで手に入るクレヨンタイプの補修材と布を用意します。様々な色が販売されているので、自宅のフローリングに一番近い色を購入するか、近い色を何色か混ぜて使えるよう複数の色を用意すると良いでしょう。

補修方法は至ってシンプルで、クレヨンタイプの補修材を床の傷に沿って円を描くようにクルクルと擦りこみます。あとは布を使って拭き取りながらクレヨンと床をなじませます。色をうまく選択、ブレンドできれば素人でもほとんどわからないくらいに補修できます。少し深く傷ついてしまった場合もクレヨンタイプの補修材を使用します。他にライターとスプーン、スクレイパーの代わりになる定規や下敷きなどを用意します。手順は、まずスプーンで補修材を適量とります。

フローリングのベースの色と木目模様となる色をブレンドして使用することで自然な仕上がりになります。次にライターでスプーンを下から炙り補修材を溶かし、削れてしまった部分に流し込みます。あとは乾くのを待ち余った補修材を定規などで削り表面を滑らかにすれば完了です。

補修材をパテの代わりにすることで、えぐれた部分もきれいにできます。業者に依頼すると数万円はかかりますが、自分での補修なら数百円程度でできますので、まずは一度トライしてみて下さい。

傷を未然に防ぐ方法は?

生活をする以上フローリングに傷がつくことは、致し方のないことでしょう。原因になりうるものをいくつか紹介しましたが、物の落下については、気を付けることでしか対策できません。しかし中には予め対策をしておくことで未然に防いだり、最小限にとどめることが可能です。

まず最も代表的な対策法はテーブルやイスの足を保護するというものです。靴下タイプのカバーや足の接地面に保護シールをつけることで、日常生活においてイスを引いて出したりするなどの動作でもスムーズに移動させることができます。靴下タイプのカバーは家具店はホームセンターなどで扱っていて、家具のタイプに合わせて様々なサイズや色が販売されています。家具になじむ色のカバーをつけたり、またワンポイントになるような色を選ぶなど選択の幅も広いので使いやすいでしょう。

家具の足の接地面を保護するシールも、ゴム素材で床への衝撃を和らげるタイプや滑りやすい素材のものなどがありますので、好みにあわせて使えます。ある程度の大きさがあり床に敷いて使うマットタイプの緩衝材もありますので、キャスターのついた家具やイスなどの下に敷いておくことで、キャスターの移動でできる跡やへこみを防ぐことができます。

ソファやチェストなど一度配置したら、めったに移動させることの無い家具には、フェルトシートや耐震マットがおすすめです。フェルトシートは両面テープで張り付けられるようになっているものが多く、また好きな大きさに切って使えます。100円ショップで扱っている場合もありますので、手軽に利用できます。

耐震マットもソファのような家具を固定するのに役立つ上、床を保護できます。ソファなどは座る際に少しずれてしまったり、ソファにもたれかかったりすることで知らず知らずの内に、床をいためることがありますので、対策をしておくべきでしょう。他にはフローリングにラグやカーペットを敷いておくのも有効です。ただしラグなどを長期間敷いたままにしていると、湿気や日焼けで変色する要因にもなるので、定期的に空気にさらすようにします。

まとめ

生活する中でできる傷は、その家族がそこで幸せな生活を送っている証でもあります。しかし中には、できれば美しい状態を保ちたいという部屋もあるはずです。大切に使っているからこそ、知らず知らずのうちに傷がついているのを発見した時にはとてもショックですが、今では様々は補修材がありますので、まずはトライしてみて下さい。そのようにして傷を自分で補修しながら手をかけていくことで、さらに自分の家に対する愛着が増していくことでしょう。

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