フロアコーティングでつや消しが人気な理由と注意点

フローリングをより美しく見せ、新築当時のピカピカな状態を保つことのできるフロアコーティングにはリーズナブルな施工から数十万円必要なものまであります。また耐久年数も数年程度のものから20年程度その効果が持続する施工法まで、自分の好みや予算、部屋の雰囲気やバランスなどを考慮して選ぶことができます。

中でも施工方法によってはつやの程度を調整したり、つや消しを選ぶこともでき、フローリングならではの木目を楽しみたい方や、ナチュラルな雰囲気の室内を希望する場合におすすめです。

高級感のあるつや有り施工も人気ですが、本来の部屋の雰囲気をあまり変えることなく、他の部屋とのバランスもとりやすいつや消し施工も根強い人気です。ここではその理由や気を付けたいポイントなどを紹介しています。

つや消しが人気な理由

フロアコーティングには、床材の保護や耐久性の向上、傷や汚れをつきにくくし、お手入れを楽にできるなどたくさんのメリットがあります。新築時のフローリングの美しさを保ち、長く楽しむことができる他、入居中や中古住宅の場合でも、新築当時の美しさを取り戻せるというメリットもあります。

フロアコーティングを行う目的は部屋の用途や雰囲気、家族構成などにより様々です。ピカピカに仕上げられたつやのあるフローリングはいつ見ても気持ちのいいもので高級感がありますし、フロアコーティングというとつや有り施行をイメージする方も多いと思います。

しかし多くの居住用のお部屋にフロアコーティングを施す場合は、自然な仕上がりやナチュラルな風合いを求め、つや消し施行を選ぶ人も多く人気がある施行法なのです。つや消し施工が人気の理由は、やはりフローリングの持つ美しい木目を生かすことができるという点でしょう。

床材が部屋全体の印象や雰囲気を左右することも多く、フローリング敷きの部屋の場合、木の温かでやわらかい雰囲気にあった家具の選定や配置をする人が多いでしょう。ダイニングテーブルや家具をフローリングや部屋全体の雰囲気に合わせてコーディネートしている場合、フロアコーティングが自然なやわらかさを持つ部屋の印象を邪魔しすぎないということが重要になります。

一度部屋に配置した家具類を全て買い替えることは、お金も労力もかかります。その為どんな家具や部屋の雰囲気にもマッチし、汎用性のあるつや消し施工が人気なのです。最近のDIY人気もあり、テーブルやイスだけでなく、チェストや食器棚なども自分で作る人も多く、無垢の自然な風合いを演出したいという人が多いのもつや消し施工が人気の理由のひとつでしょう。

つや消し施工であれば、フローリングの木目の雰囲気を最大限に活かすことが可能で、またこだわりの無垢材を使用した床などの場合は、木の持つ本来の感触や質感を残しつつも耐久性や防汚性などの機能面を充実させることができます。

つや消しにする際の注意点

フロアコーティング施工の中でも、つや消し施工の人気が高い理由を紹介しましたが、つやの有無が自分の好みや部屋の印象に合うかどうかも重要ですが、高い費用をかけてフロアコーティングを依頼する訳ですから、耐久性や機能面が自分の求める本来の目的に合っているかどうかも、よく考える必要があります。

フロアコーティングをする目的は様々ありますが、多くは耐久性能の向上や日常のお手入れの負担軽減でしょう。フロアコーティング施工にはいくつかの種類があり、どのようなコーティング方法を選ぶかで、得られる効果や機能、また使用される薬剤や費用、作業期間などに違いがあります。

つや消しのフロアコーティング施工を行う場合、通常はウレタンコーティングやガラスコーティングが採用されます。施工法によってメリットやデメリットが異なる為、フロアコーティングを行う目的や家族構成などを考慮し施工法を決めることが多いと思います。

例えば小さなこどものいる家庭では、歩き始めたり走りまわったりした際に危険の無いよう滑りにくい施工法を取り入れたいものです。また犬などのペットを飼育している家庭においても、滑りやすい床では脱臼をする危険性があるためできるだけ滑りにくい施工をしたいという要望も多くあります。

ところがつや消しの施工を希望する場合、どんな施工法でも良いという訳ではなく、先に紹介した2種類の施工法が主に採用されます。ウレタンコーティングもガラスコーティングもどちらもつやを抑えた施工が可能で、ガラスコーティングはつやを消した施工も選ぶことができます。

つや消しという面では希望に沿った施工法ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。費用や耐久年数、施工後のお手入れ法などによっては、実際に生活を初めてみてから考えていたものと違ったという事態も招きかねません。

たとえばウレタンコーティングでは、フロアコーティング法の中では比較的安価な費用で施工することができますが、他の工法と比較した場合にはがれやすかったり、アルカリ性洗剤に対しての耐性が弱いなどのデメリットがあります。またコーティングが完全に硬化するまでに約1か月と作業期間が長い場合もあります。

つや消しに最適なコーティングの種類は?

部屋全体の雰囲気や家具類とのバランスを考慮した場合、つや消しでのフロアコーティング人気が高く、自然な空間を演出してくれます。これまでに述べたようにフロアコーティングにはいくつかの種類があり、費用や機能面で違いがあります。

つや消しでの施工を行う場合はウレタンコーティングもしくはガラスコーティングを行いますが、この2つの方法においても違いがありますので、導入する目的やタイミングをよく考えて選ぶ必要があります。ではどちらの方法でコーティングを行うのが良いのでしょうか。

まずウレタンコーティングの特徴についてですが、大きなメリットとしては他のコーティング法と比較すると安価で施工できるという点です。その分耐用年数は劣りますが、ワックスに比べれば格段に長持ちし2、3年程度から長いものでは10年程度効果が持続します。また20年以上に渡り広く採用されてきた方法ですので導入しやすく、またウレタン樹脂塗料は安心な材料が使われている点も大きなメリットです。他にもフローリングを紫外線から保護するUVカット効果のある液剤を配合できたり、摩擦に強いというメリットもあります。

デメリットとしては液剤が完全に乾くのに2、3日必要になる点、耐久性が低く2、3年に1度は塗り直しが必要になる一方で、油性ウレタンコーティングの場合は再施工がしにくいというデメリットがあります。次にガラスコーティングの場合ですが、最大のメリットは耐久性に優れ、10年前後、使用する液剤によっては20から30年前後の耐久性を持つ点です。また硬度が高いため傷がつきにくく、UVカット効果や耐薬性にも優れている一方で、費用が高価になりがちな点、ウレタンコーティングと同じく完全に乾くのに2、3日程度必要になる点がデメリットです。以上を踏まえ、どちらの方法を採用すべきかを考えた場合、フロアコーティングを導入するタイミングと目的を考える必要がありそうです。

耐久性は低くても費用面を優先させたい、もしくは将来的にリフォームや建て替えを予定している場合などにはウレタンコーティングがおすすめです。新築で入居する場合、新築時のフローリングをできるだけ長く維持したい場合は、塗り直しや再施工の必要がないガラスコーティングを採用する方が、長期的に見た場合には安価に済みます。

まとめ

ひとくちにつや消しといっても費用や機能面で大きくことなる2つの施工方法を紹介しました。塗り直しや再施工の必要がなく、長い目でみた場合に費用を抑えられるのはガラスコーティングですが、滑る場合がある点や衝撃によってひび割れがおきる場合があることも忘れてはなりません。小さなお子さんや高齢の方のいる家庭では注意が必要です。

逆に長く住むのでなければウレタンコーティングで安価に済ませるのも選択肢のひとつでしょう。このように、フロアコーティングを行うタイミングや家族構成などを考慮した上で、各家庭や部屋にあった方法を選択でしましょう。

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