フローリングを紫外線から守る方法は?

フローリングは、木目の色合いや木目自体の模様の美しさが特徴的です。濃色から薄色まで、様々な種類があるうえに、グラデーションも自在に変化させられるなど、その美しさは様々な年齢層にも好まれる床材です。特に、特徴的なのはどんなインテリアにも対応することができるところといわれています。そのため、多くのお部屋に使用される頻度が高く、人気は衰えません。

しかし、長期間使用することで、割れやヒビ、変色といった劣化を引き起こすことが考えられます。

紫外線がフローリングに与える影響は?

フローリングの美しさは、なんといっても豊富な色合いと温かみを感じる木目といえるでしょう。天然木材を活用した木材だけでなく、近年は加工品であっても、まるで天然の木材を使用したかのような美しい木目が施されているものもあります。せっかくこだわった床材ですので、できるかぎり施工後の美しさを保っていたいとおもうのは当然のことです。しかし、長年使用すると変色やゆがみ、破損してしまう可能性が高いといえます。何故、こうしたことが起こるのでしょう。

フローリングは、熱や水にも弱いですが、一番刺激を受けやすいのは、長期間日光などにさらされることで経年劣化を受けてしまいます。その日光の光というのが、紫外線となります。これは、窓ガラスで完全に遮断されるものではありません。またレースのカーテンなどでも通ってしまいます。

遮光カーテンについてはどうでしょうか。こうした光を遮るカーテンは、朝が来ても夜になっても外光を遮断しているため、カーテンを開けないと今が日中なのか、分からない程の性能を持っているものもあります。しかし、遮光加工が為されたカーテンであっても、長年使用していることで、その加工がはがれてしまえば、少しずつフローリングに刺激を与えています。
ここで一つ、重要な質問をしてみましょう。太陽光は、太陽が顔を出していないと照射されていませんね。紫外線はどうでしょうか。太陽が雲に隠れていたら安心でしょうか。その場合はカーテンを開けても問題ないのでしょうか。

美容に詳しい方ならば、もうご存知でしょう。答えはNO、関係ないのです。雲に隠れていても照射されているのです。そのため、天候に左右されず常に影響を考えねばなりません。すなわち日中はカーテンをしているから問題ない、という理論は通じません。これらの光を長期間浴びることで、床材のささくれやくすみ、さらにはもろくなってしまうといわれておりメリットはありません。

窓まわりを見直そう

紫外線から床材守るために、まず、窓周りを見直してみるというのはいかがでしょう。紫外線は大変強力な光です。ですから、窓ガラスで遮断されるものではありません。

近年はUV加工されたガラスというのも、多く出回っています。こうしたUV加工されたものというのは、説明書きを見ていただければお分かりの通り、100パーセント遮断できるものではないのです。ですから、こうした加工をしたガラスだから安心だということにはならないのです。それでも、ある程度パーセンテージを下げることが可能ですので、床材の劣化を防ぐことはできます。でも、ガラス加工だけでは完全に守ることはできないと肝に銘じておいてください。

ガラスだけではなく、カーテンの種類に気を付けるのも有効な手段だといえます。特にレース仕様のカーテンは、紫外線だけでなく、埃や外気の塵なども防ぐ効果があります。特にこうしたレース仕様のカーテンは、近年、紫外線の照射を防止する繊維を織り交ぜているものも増えてきています。また太陽光の熱も遮断する効果を持つものもありますので、こういったものを取り入れることも大切です。

もちろん遮光カーテンやUV加工されたカーテンを取り付けるだけでなく、常時、こうしたカーテンをかけておくことが対策に大切なことであることは忘れないでください。また、意外に見落としがちなことですが、カーテンは劣化にも弱いものです。

自宅で手洗いできるものであれば、なるべく定期的なお手入れを欠かさないことがオススメです。汚れを放置すると、せっかくのUV加工が劣化し、本来の効果を発揮できないということにもなってしまうからです。こうした本格的な対策を取れるなら良いのですが、今持っているカーテンなどを付け替えずに、対策をしたいという場合もありますね。こうした場合には、ホームセンターなどで市販されている窓に直接貼付するUVカットシールを利用すると宜しいでしょう。もちろん、あくまでも照射のパーセンテージを下げるという効果ですが、それでも全く何もしないで劣化させてしまうよりも、ずっと効果を発揮します。

ワックスなどフロアコーティングなどで守るのも1つの手段

紫外線対策を窓周りだけでなく、直接、フローリングに施したいと思われるのでしたら、フロアコーティングやワックスをオススメします。フロアコーティングやワックスを施すと、フローリングは大変長持ちします。また紫外線だけでなく、傷や汚れにも耐久性がありますから、こうした施工を行っておくことで、床材自体への刺激が少なく、変色なども抑えることが可能になり一石二鳥だといえます。

近年は、紫外線に強いとされるUV加工されたフロアコーティングもあります。フロアコーティングやワックスは、それぞれ種類があり、耐久性が異なります。そのため、その部屋の用途に合わせて使い勝手の良いものを選ぶようにすると良いでしょう。特にワックスの場合には、定期的なメンテナンスが必要になります。ですが、その分安価で簡単に施工することができます。

一方フロアコーティングは、種類によりますが、しっかりとした耐久性を持ち、台所や洗面所といった水回りにでも使用することができるほどの耐水性があったり、擦り傷や衝撃にも強いというメリットがあります。一方、施してしまえば、数十年は耐久があるため、一度施工してしまうと、簡単に張り替えられないものでもあるのです。こうした能力が、様々な外部要因から守ってくれる耐久性につながっているとも言えます。

紫外線は、短期的な照射では肉眼で見ても変化を感じません。これらの怖いのは、長期的に照射されたことによってじわじわと変化が起きることです。ただ変色するのではなく、組織細胞が変色してくるのです。それが、変色だけでなく材質の劣化にもつながっています。よく、長年照射された木材は、もろくなるといいます。こうしたことがフローリングにも起きてしまうという訳です。そうなっては、普段歩くことさえ不安になってしまいますよね。

こうしたことを防止するため、ワックスやフロアコーティングは、とても大切な保護といえるわけなのです。

まとめ

室内にいると、意外と気にしないものが紫外線ではないでしょうか。しかし、私達が気付かないうちに床材にダメージを与えていることが多いのです。

せっかく気に入って施用したのですから、長く使い続けたいですよね。気が付いたときには遅かったということにならないためにも、窓周りの見直しや、UV加工をしているカーテンの導入、そしてフロアコーティングなどの施工を検討することをオススメします。

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