フロアコーティングは初心者の人がやっても大丈夫?

巷でDIYが流行している近年において、フロアコーティングというのもその一つに入るようです。コーティング作業は業者でなければ出来ない作業ではなく、実は個人でも行うことが可能で、器用な人はもう始めているようです。しかし、個人で行う際に気を付けておきたい事や、事前に用意したほうがいい道具、コーティングの経験が無い初心者であっても出来るのかどうかについてまとめてみました。

まずは、ワックスから始めるべし

フロアコーティングの最大のネックが、意外とかかる料金ではないでしょうか。安いといわれるコーティングでも最低数万円以上はかかりますので、施工するにはかなりの勇気が必要です。そんなフロアコーティングを、自分で行えるとしたら嬉しいですね。コーティングは全て業者が行うものではと思っている人も多いかも知れませんが、実は業者に依頼しなくても自分で行える事をご存知でしたか。

今回は自分で手軽にできるコーティングの方法をご紹介したいと思います。まず、コーティングと言っても大きく分けて2種類存在します。水性と油性コーティングと呼ばれるもので、油性コーティングはいわゆるガラスコーティングやUVコーティングなどの種類が存在するコーティング方法で、水性と比べると耐年数も耐久性にも優れ仕上がりもより強化されます。一方水性コーティングとは別称、ワックスと呼ばれるもので、油性コーティングと比べると耐年数も耐久性も劣りはしますが、安価に手軽にできます。業者に依頼しなくても施工しやすいというのがワックスの特徴です。油性コーティングも自分で出来ない事はありませんが、仕上がりには技術が必要ですし、やり直しが効きにくいという特徴を持っていますので、初心者であれば中々手を出しづらいかと思われます。

まずは手ごろなワックスから始めた方が良いでしょう。ワックスを行う際に必要な道具は、ワックス、手袋、バケツ、市販の掃除用ワイパー若しくは布類、掃除機といった簡単な物で大丈夫。ワックスを行う前には掃除機で塵やゴミを綺麗に取り除き、よく絞った雑巾で水拭きを行いましょう。事前の準備をしっかりと行う事が、仕上がり具合に大きく影響してくるのです。

床に塗りムラが起きないようにするには?

フロアコーティングには技術が必要とされますが、塗りムラを作らないようにするには更に高い技術が必要です。ワックスの場合であれば、市販用掃除ワイパーで塗布することができます。塗布する際、必ず規則性のある動きでワイパーを動かし、満遍なく塗布していきましょう。無規則にただ広げてしまうだけだとワックスの厚みにも違いが出るなど、塗りムラが生じます。

またワイパーが無い場合には、要らなくなった布を使用して塗布していく事も可能です。やり方は、バケツにワックス塗料を入れ、その中に布を浸します。なお、作業をする際には必ず手袋をするようにしましょう。浸した布を十分に絞り、水拭きをする要領で部屋にワックスを塗布していきます。この時も、規則的に布を動かすよう注意して下さい。擦り磨くのではなく、布で撫でていくイメージで丁寧に塗布していきます。万が一上手く塗布できない箇所は、作業途中で塗布し直すと塗りムラが出てしまいます。部屋の端まで塗り終えて後は完全に乾くまでそのまま放置しておきます。乾くまでの時間に歩いたり、物を落としたりしてしまうと、その部分だけが白い斑点のようになり、仕上がりが不十分になってしまいます。ワックスに書かれた注意書きをよく読み、指定の時間を十分守って乾かして下さい。

また、油性コーティングも自分で行う事は可能ですが、油性コーティングを使用する際は、家具などに塗膜液が掛からないように、テープなどを使用して保護するように気を付けて下さい。水性も油性も、基本的には部屋の出入り口から最も遠い場所から塗り始め、入り口へ近づくように塗布していきます。塗る際は必ず一塗りで塗布するようにしましょう。何度も往復するような塗り方は塗りムラをつくる原因となります。

やはり、業者に任せるのが安心

自分でもコーティングができると分かると、業者に依頼する必要なんてないと考える人もいるかもしれません。確かにホームセンターで塗膜料や道具を用意できれば、自分で行った方が断然安く仕上がります。しかし個人の技術で行うには様々なデメリットがあり、一様にはおすすめできません。自分でコーティング作業を行う際のデメリットとして挙げられるのが、手間がかかってしまう事。ワックスであれ油性コーティングであれ、家具の移動から保護テープの貼り付けまで、全て自分で行わなければなりません。

その点、業者に依頼すれば、移動やテープ貼りまで全て業者が行ってくれる会社も多く、依頼者側の負担は殆ど無いのです。作業前の掃除も自宅用の掃除機では小さな塵やゴミまできれいに吸い取る事は難しく、たとえその後に水拭きを行っても、完全にゴミを除去する事は難しいと言わざる負えません。業者であれば専用の掃除機で隅々まで綺麗に吸い取ってくれるので、仕上がりにも大きく影響します。ワックスであれば個人で行うのもそこまで難しいとは言えませんが、油性コーティングともなるとかなりの技術が要求されます。第一に、事前に塗布されているワックスや保護膜の剥離作業は技術が必要で、業者の方が有利です。剥離作業が出来ていないと塗膜料が完全に密着しない可能性もある為、剥離作業はとても大事な作業の一つなのです。

また、万が一白斑になったりフローリング自体にダメージを及ぼす等のトラブルが起こった際、業者であれば対処が可能ですが、個人で行うには限度があります。安価にできるDIYですが、フロアコーティングは業者と比べると仕上がりに大きな差となって現れます。やはり業者に依頼する方がおすすめだと言えるでしょう。    

まとめ

フロアコーティングは、業者に依頼しなくても個人で行うことも可能です。しかし油性コーティングの場合には剥離作業やゴミの除去作業など、かなり技術を要求される為、やはり業者に依頼をした方が確実です。初心者であれば簡単な水性コーティングから始め、その仕上がりや耐久性を加味した上で油性コーティングを行うかどうか判断材料にしてみるのもいい方法です。自分の手で満足のいくコーティングが出来ると嬉しさもひとしおですね。

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