床暖房でもできる?フロアコーティングできる床とできない床の違い

フロアコーティングできれいになったフローリングを見ると、一層家への愛着がわいてくるものです。どのような床材にも対応しているのか、どんなコーティング剤を使って効果が得られるのか気になるところです。最近は床暖房を取り入れる家も増え、床材は物理的なものによる傷と熱への耐性を求められるようになりました。それと同時に、コーティング剤も床暖房に対応するものが増えてきています。最近の床材とコーティング事情についてみていきたいと思います。

床暖房に対応したフローリングの種類とは

床暖房を取り入れる際には、それに適した床材の種類を知ることが大切です。床暖房の仕組みを理解したうえでフローリングを選びましょう。床暖房には、「電気式」と「温水式」があります。フローリングの下に熱源となるパネルヒーターや温水が通る温水パイプを敷きます。どちらも温めるものですが、「仕上げ材」と呼ばれる床の材質でお部屋の雰囲気が変わり、かかるコストや温まるまでの時間が違います。

最近では、床暖房に対応したフローリングが増え選択の幅が広がりました。ここで言う「床暖房に対応したフローリング」とは、熱を伝えやすく熱や乾燥に対して耐性があるものになります。木材については床材に厚みがあるほど温熱効果は持続しますが温まるまでに時間がかかることから、床材は薄いほど熱効率が良いとされています。常に熱源があると木材は乾燥します。乾燥すると、木材の水分量が減り木の性質で反りが出たり縮みやすくなります。「木材は生きている」と言われるのは、木が呼吸して伸縮、湿気を調整するからです。

床暖房対応の仕上げ材に関しては、高温、低温の床暖房に対応していて熱耐性に優れ木材の伸縮や反りが軽減しています。現在は床材の種類が豊富で、無垢材も床暖房に対応するものが出てきました。家の雰囲気に合わせて、床暖房用のフローリングも自由に選択できる時代です。木材のほかに、ビニール系の床材であるクッションフロアやタイル、コルクフロア、石材などがあります。日本人には馴染み深い、畳もあります。熱の伝導率が高く、熱による伸縮も穏やかになっています。普通の畳と同様に表替えが可能です。床暖房を取り入れた生活は、30年から50年のお付き合いになります。新築で導入すると、ほぼ家の耐久年数と同じです。どの床材も一長一短がありますので、賢く選びましょう。

業者によって対応が異なる柔らかい床

フローリングはどれも同じだと思っていたら大間違い。木材の種類だけではなく「柔らかい床」が存在するといいます。実際に歩いてみて、「柔らかい」と感じるのは木材そのものがもつ材質のほか、防音のために敷かれた特殊な床材や無垢やコルク、フローリングとは材料が異なるビニール系の床材でクッションフロアと呼ばれるものがありました。このような柔らかい床材については、メーカーによってはお手入れやコーティング専用の液剤がありますのでフロアコーティングの専門業者へ頼む前に確認しておきましょう。

マンションなどに採用される防音性が高い床材は、素材そのものに弾力があり歩くと柔らかく感じます。すべては遮音性を高めるための仕様ですが、柔らかいぶん床に傷が入りやすいので家具を設置するときは脚にキャップを付けるなどの工夫が必要です。床材の隙間からの過剰な水分の浸透は床にゆがみを生じさせることがあるようです。こちらもフロアコーティングを施工する前に業者へ相談することをお勧めいたします。無垢材は天然木の一枚板を床材に加工したものです。単層フローリングと呼ばれ、木のもつ柔らかさや風合いを直に感じることができるので取り入れたいと思う人も多いでしょう。無塗装のものと塗装したものがあり傷がつきやすいものですが、こまめなお手入れ次第で変わりゆく木材の表情を見ることができ長く楽しめる床材です。最近では床暖房に対応した無垢材がありますが、木の特性を考えると無垢材のみか、業者によっては低温タイプの床暖房を勧められるようです。

そう考えると、堅めの床材で複合フローリングと言われる合板に貼り合わせて、加えて床暖房対応にしたものや熱で焼き固めたコルクなどが扱いやすいのかもしれません。コルクも無垢材と同じように天然オイルや特殊樹脂ワックス、強化ウレタン仕上げのものがありますので、お部屋の用途に合わせて賢く選びたいものです。

フローリングをコーティングする際に必要な確認事項

フロアコーティングには、フローリングの材質に合わせたコーティングが必要になります。そのためには、どのような素材が床材に使われているのか事前に把握、確認しておくことが大切です。フロアコーティングを施すと、広さによってそれなりのお値段はしますがお手入れがラクになりコーティングにより床材が保護され長持ちします。子どもや年配の方、ペットが床を歩くときに滑りにくくすることも可能です。コーティングはフローリングの表面を包み込むので傷や汚れから守ってくれます。傷がつきにくく、汚れは床材への浸透を防ぐことができます。

そもそも床材には、使われている木がもっている特長が生かされていて、お部屋の用途に合わせて床材を使い分けているのが一般的です。フローリングの材質の特長を維持できる、または向上させるためのフロアコーティングを探しましょう。フロアコーティングの際に私たちが業者に対して確認したいことは、施工の流れ、施工期間や施工後にすぐ部屋が使えるのかどうか、サンプルや資料を請求し仕上がりがどのようなものかを実際に手に取ってみること、お手入れの方法やどのくらいの期間効果が維持できるのか、見積もりに記載されている内容と金額が適切であるかということです。見積もり後に追加料金が発生しないかどうかも念を押したいところです。

業者を比較するとコーティングの内容で保証期間が違いますので保証内容とともにしっかり確認します。お部屋の使い方によってもコーティングの種類や選び方が変わってくるので、金額が安いという理由で勧めてくる業者ではなくフロアコーティングの種類に対する知識の豊富さと施工実績の多さ、小さな疑問でも相談に乗ってくれる「頼れるフロアコーティング専門の会社」を探すと良いでしょう。

まとめ

家のフローリングのメーカー名や型番、材質を把握することから始めましょう。フロアコーティングの専門業者へ頼む際には、業者の実績と経験を見せてもらうこと、施工期間や金額も大事ですが施工後のメンテナンスの仕方やコーティング剤の材料、万が一コーティング剤が剥がれたときの対処法など見積もりと合わせてしっかり確認することが大切です。金額が安いだけで決めずに、家の床材に適したフロアコーティングとお部屋の広さに見合った適正な金額になっていれば、費用がかかってもコーティングを施工して良かったと思えるのではないでしょうか。

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