フローリングの臭いと消臭方法

いつの間にか染みついているフローリングの嫌な臭い。特に思い当たる節はないし、水拭きは欠かさないのになぜ消えてくれないのでしょうか。いくつかの原因が考えられますが、飲み物をこぼしてしまい拭くのが十分ではなかった。足の裏から床に付着する皮脂。ペットのいる家庭ではペットの粗相などが挙げられます。これらが臭いの元になるのですが、日常生活でこれらの事象は発生しやすいものです。

その除去方法や手入れについて知ることで、見た目だけではなく生活しやすい空間を作ることができます。ここでは嫌な臭いの元を分析した上で効果的な消臭方法を公開しています。特に梅雨時期になると湿気が多くなりますので、早いうちから対策していきましょう!

フローリングが臭う原因は?

毎日生活している住宅は思った以上に汚れていて、特に床に関しては踏まないことがありません。そんなフローリングの汚れについて説明していきたいとおもいます。全てが見える汚れであればすぐにふき取れますので逃すことはありません。しかし臭いの元となる汚れは目に見えにくく、どこに原因があるかわかりにくいのです。

原因は大きく分けて3つとなります。まず最も多い原因が皮脂と雑菌が、混ざり合って臭ってしまうパターン。皮脂というのはいわゆる油分ですので、フロアコーティング施工がされている床材を水拭きしてもうまく除去することが出来ません。そのため、時間が経過し雑菌と混じり合うことで臭ってしまいます。続いてはカビや菌の繁殖です。飲み物をこぼしてそのままにしていると、床材の見えにくい隙間に飲み物が溜まりそこから菌が繁殖します。この原因は臭いだけではなくカビや変色の原因にもなります。最後に挙げられるのがペットの粗相です。ペットは人間のように足に皮脂腺を持っていないので、皮脂を出して臭う元を作ることはありません。しかし粗相をしてしまうことが多く、人間の目に入らない場所に隠してしまうケースもあります。また飲み物と同様、食べかすを放置して臭ってしまう事もあります。これらが大きな原因となりますが、アナタはいくつ当てはまりますか?

ちなみに毎日キレイにフローリングを拭いているが、臭いの元がなくならないこともあるでしょう。それは単に水では除去できない物質・成分であるからです。床にこびりついてしまっているので、水では除去できずそのまま残っている事が考えられます。特に新陳代謝の良いお子さんは足の裏にある汗腺が発達していて、靴下の状態でもべったりと床に皮脂がついてしまいます。足跡は臭うだけではなく、白く残ってしまい同じく水拭きでは除去することが出来ません。そのため普段からスリッパを履いて生活する癖をつけると良いですね。スリッパを使うことで、皮脂の除去だけではなく滑り防止や床材の痛みや傷付きを軽減してくれる効果があるので、一石二鳥です。

重曹やクエン酸を使おう

臭いの元を除去したいと思っているがフロアコーティングをしている床は、アルコールや薬剤を使った手入れは厳禁なのでどうすればよいのでしょうか?プロに依頼する他、方法はないのでしょうか?

実は自宅にあるアイテムで簡単に除去することができます。そのアイテムは重曹・クエン酸です。重曹は炭酸水素ナトリウムが主成分で、アルカリ性の物質です。このアルカリ性というのは、酸性を溶かしてくれる効果があります。ちなみに皮脂を含む油分は酸性です。フロアコーティングをしている床材には、とても薄い薬剤が塗られ硬化していることがほとんどです。この場合、重曹がそのコーティング剤を剥離してしまわないか心配になることでしょう。しかしご安心下さい。重曹の結晶は柔らかいので床材に傷がつきにくいのです。また炭酸水素ナトリウムは人体で生成される成分なので、お子さんやペットが床を舐めても安心です。

もう一つのアイテムはクエン酸です。水に溶かして飲む事も出来る、あの酸っぱい成分の事です。クエン酸は重曹とは反対のアルカリ性で、油分や皮脂には効果が薄いのですが石鹸カスやアンモニア臭といった酸性の汚れに効果があります。ちなみに重曹とクエン酸を合わせると炭酸が出来るので、手軽に炭酸風呂や洗髪につかう手法もあります。これらのアイテムはリーズナブルですし、スーパーで簡単に手に入ります。
使い方は水に混ぜて薄めて、汚れがひどい部分にかけるだけです。クエン酸の場合は500mlの水にクエン酸を小さじ2杯程度溶かし、スプレーボトルに入れます。重曹は100mlあたり小さじ2杯程度になります。また汚れがひどいところには、重曹をペースト状にして乗せることでキレイに汚れや臭いを除去できるので試してみてください。

プロへ依頼するのも良いですが、自宅で簡単に出来る手法ですし定期的に行うことで消臭効果が長く続きます。もちろん酸性・アルカリ性どちらの汚れにも有効ですので、フローリングだけではなくキッチンの油汚れや、浴室の落ちにくい水垢もしっかり落とすことができます。

ペットの臭いはどうすれば良い?

可愛いペットですが、湿気が多くなるとどうしても臭いを放ってしまう。人間のように毎日お風呂に入れるわけにもいかないので困っている方は、意外と多いものです。

その原因はペットの皮膚にあります。人間よりも毛深く、カビや雑菌が発生しやすいので天候や湿気によっては独特の臭いを出してしまうのです。また普段しているトイレではなく、飼い主が知らないところでこっそりと粗相していることもあります。これはしつけの問題ですので、飼い主の責任としてしっかりと配慮して頂ければと思います。また皮膚などに関しては、こまめなブラッシングや皮膚に雑菌が付着しない様にホットタオルで拭いてあげると良いですね。

またフローリングにも独特の臭いがついてしまった場合は、重曹スプレーを使ってこまめに拭き掃除を心掛けると良いでしょう。重曹は人体や環境に優しい成分ですので、万が一ペットが舐めてしまっても問題ありません。どうしても臭う場合は、こまめに換気を行うのも重要です。フローリングに付着していた雑菌やカビが浮遊していることもありますので、時間が許す限り喚起を行い、新鮮な空気を取り入れると良いですね。毎日一緒に暮らしている飼い主は麻痺してしまうのですが、ペットの臭いというのは意外とキツイものです。他人に不愉快な思いをさせないためにも、毎日しっかりとケアをしていく事が大切です。

ちなみに何をやっても改善しないという場合は、重度の皮膚病を患っていることもありますので、病院で診てもらうのも一つの手段です。ペットの臭いといっても原因は様々ですので、飼い主であるアナタが責任を持って原因を分析していきましょう。また人間よりはかなり少ないですが、ペットの足の裏にも皮脂腺が付いているので定期的に重曹を使って拭くことで外観はもちろんのこと、抗菌効果や消臭効果もあります。
もちろんどうにもならない時にはハウスクリーニングなどの業者へ依頼することもできます。近年ではペットの汚れに特化した業者もいるので、自分に合った対処方法を見つけられると良いですね。

まとめ

キレイなフローリングを維持したい!そう考えているがいつの頃からか、嫌な臭いが発生している。原因は皮脂・菌の繁殖・ペットの粗相が挙げられ、それぞれの原因の分析や改善策を紹介しました。

プロへ頼むのもよいですが、重曹やクエン酸を使って除去、消臭ができるケースもあるので試してみてください。ペットの汚れや臭いの多くは粗相だけではなく、皮脂の汚れや皮膚病がありますのでしつけはもちろんのこと、少しでもおかしいとおもったら病院での診察をする事で飼い主もペットも幸せに暮らせるのではないでしょうか。

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